ヤマハ発動機、3位フィニッシュ 清宮監督有終の美飾る

2018年12月16日7時10分  スポーツ報知
  • 後半24分、ヤマハ発動機SO清原が反撃のトライを奪う(後方はFBゲリー)

 ◆ラグビートップリーグ優勝決定トーナメント兼日本選手権 最終日 ▽3位決定戦 ヤマハ発動機15―12トヨタ自動車

 昨年と同じカードとなった3位決定戦で、ヤマハ発動機が15―12でトヨタ自動車に逆転勝ちした。5―12で折り返した後半24分にSO清原祥(25)がこの日2本目のトライを奪うと、FBゲリー・ラブスカフニ(23)がゴールを決めて同点。同39分にゲリーがPGを決めて勝ち越した。

 PGで勝ち越すと、その後の1分間をヤマハ発はボールを保持して攻めた。試合終了のホーンが鳴るのを待って外へ蹴り出し、メンバーは両手を挙げて喜んだ。「ミスもあったがヤマハらしい勝利」と清宮克幸監督(51)も目を細めた。

 チームの未来につながる試合を、と臨んだ3位決定戦。選手たちが決意した通りに、若いメンバーが躍動した。今季からレギュラーSOを任された清原が、前半27分に約40メートルを独走して同点トライ。後半11分には途中出場のルーキー矢富洋則(23)が約80メートルを駆け抜けた。

 直前のクリシュナンのタックルが反則と判定されてトライは取り消されたが、勢いは止まらない。24分には清原が左サイドを突破してトライだ。先週の準決勝では延長戦で放ったハイパントがサントリーのボールとなって黒星に。「責任を感じていた」と話していた司令塔が、意地を見せた。

 今季新加入のゲリーも23歳と若い。後半に得た2度のPGを外していたが、勝負のかかった3本目を決めた。「疲れや寒さで失敗したけど、切り替えて蹴った。信じて起用してくれた清宮さんに、ありがとうと言いたい」と話した。指揮官は退任するが、光は見えている。(里見 祐司)

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