みまひな初V! 中国ペアをストレート…昨年準V雪辱「今年は絶対優勝しようと話していた」

スポーツ報知
伊藤美誠(左)、早田ひなペア

◆卓球 ワールドツアー・グランドファイナル最終日 ▽女子ダブルス決勝 伊藤、早田3(11―9、13―11、12―10)0陳幸同、孫穎莎(16日、韓国・仁川)

 【16日=林直史】女子ダブルスで早田ひな(18)=日本生命=、伊藤美誠(18)=スターツ=組が陳幸同、孫穎莎組(中国)を3―0で破り、初優勝した。今大会は1回戦でも中国ペアにストレート勝ち。前回準Vの雪辱を果たし、結成2年目で大きな成長を見せた。女子シングルスは陳夢(中国)、男子ダブルスは張禹珍、林鐘勲組(韓国)が制した。

 “みまひな”が中国ペアを圧倒した。第3ゲーム、10―10からの連続得点でストレート勝ちを決めると、抱き合って喜んだ。早田は「昨年準優勝だったので、今年は絶対優勝しようと話していた」と声を弾ませ、シングルス、混合ダブルスは不完全燃焼に終わった伊藤は「どんな相手でも自分たちの思い通りの試合をしようと思った。今年最後の試合で優勝できてうれしい」と満開の笑顔を咲かせた。

 昨年、ペア結成から4か月で迎えた世界選手権で銅メダルを獲得したが、中国ペアには苦戦が続いた。昨年のグランドファイナルも決勝で中国ペアに敗れ、練習でも試合でもこれまで以上に会話を心掛けた。互いの好プレーに「ナイスサーブ!」「すごいね」と褒め合った。伊藤は「今回は2人で1点。パートナーに任せることがすごく多くなった」と変化を実感。信頼関係を深め、頂点に立った。

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