“世界一”早田ひな、帰国後10連勝で最終選考会出場確定

スポーツ報知
ワールドツアーグランドファイナルから帰国直後の大会を10連勝し、世界選手権最終選考会出場を確実にした早田ひな

◆卓球 2019年世界選手権ブダペスト大会日本代表1次選考会 第2日(19日、元気フィールド仙台)

 女子は早田ひな(18)=日本生命=が1次リーグ9試合と順位決定戦を全勝し、来年3月2日に行われる最終選考会(カメイアリーナ仙台)出場を確定させた。

 ワールドツアー・グランドファイナル(GF)女子ダブルス(16日決勝)で、伊藤美誠(18)=スターツ=とペアを組んで優勝した早田は“世界一”の余韻に浸ることなく17日に韓国・仁川から直接仙台入り。疲れを感じさせないフォアの強打を武器に、18日に行われた初戦の野村萌(愛知みずほ大瑞穂高)に1ゲームを奪われた以外、9試合連続ストレート勝ちと圧倒した。「体力面で心配はあったけど、頭で勝負できた。そういったところは成長したと感じることができた」と笑顔で振り返った。

 世界選手権は伊藤とのダブルスで銅メダルを獲得した17年、団体銀メダルの18年と2度出場しているが「今回は自分の力で権利を勝ち取りたい」と決意。シングルスとダブルスの2種目に出場予定の全日本選手権(来年1月、丸善インテックアリーナ大阪)に向けても「優勝を目標に1戦1戦勝負できるようにしたい」と意気込んだ。

 なお、世界選手権のシングルス代表枠は5人。来年1月の世界ランク上位者、全日本選手権優勝者らに加え、最終選考会優勝者にも権利が与えられる。最終選考会は今大会の上位者に加え、Tリーグ最多勝選手、GFシングルス出場選手から8人が出場する。

 ▽女子1次選考会最終順位(上位8人まで) 〈1〉早田ひな〈2〉加藤美優(日本ペイントホールディングス)〈3〉森さくら(日本生命)〈4〉笹尾明日香(早大)〈5〉安藤みなみ(専大)〈6〉木原美悠(エリートアカデミー)〈7〉長崎美柚(エリートアカデミー)〈8〉橋本帆乃香(ミキハウス)

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