錦織0―2から逆転勝ちは3度目

スポーツ報知

◆テニス 全豪オープン第2日(15日・メルボルン) ▽男子シングルス1回戦錦織圭2(3―6、6―7、6―0、6―2、3―0棄権)2マイクシャク

 世界ランク9位で第8シードの錦織圭(29)=日清食品=は0―2とリードされたところから追いつき、最終セットで予選勝者の世界ランク176位カミル・マイクシャク(23)=ポーランド=が棄権したため勝利した。

 錦織が5セットマッチで0―2から逆転勝ちしたのは過去2度。

 ▽2010年 全仏1回戦 2―6、4―6、7―6、6―2、6―4 サンティアゴ・ヒラルド(58位、コロンビア)

 2009年8月に右肘手術を受けて離脱し当時の世界ランクは246位。これが5大会ぶりの4大大会出場だった。3時間36分の激闘で「この舞台に戻ってこられてうれしい。マッチポイントのときに手が震えていた」。1993年の松岡修造以来、日本男子17年ぶりの勝利を上げた。

 ▽2012年 全豪2回戦 3―6、1―6、6―4、6―1、6―1 マシュー・エブデン(94位、オーストラリア)

 完全アウェーの中でプレーがかみ合わず、強風にも苦しみ、左太ももに違和感が出て1時間足らずで2セットを落とす。「ピンチの時は得意なので、開き直って攻めた。シード選手として最低3回戦までは行きたいと思っていた」。ネットに出る回数を増やすなど工夫し、世界ランク9位の意地をみせた。

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