退任のヤマハ発動機・清宮監督が最後の練習 サポーターも別れを惜しむ

スポーツ報知
サポーターと写真に収まる清宮監督(右端)

 ラグビートップリーグ・ヤマハ発動機は15日、静岡県磐田市のグラウンドで全体練習を行い、今季限りで退任する清宮克幸監督(51)が最後の指揮を執った。小雨の中、スタンドで練習を見つめたサポーターが「ありがとうございました!」と1文字づつ書かれた小旗を持って指揮官にあいさつ。清宮監督も笑顔で歩み寄り、写真撮影に応じた。

 旗を準備した、磐田市在住の中山直樹さん(73)はトップリーグ発足時からチームを応援しており、「よく立て直してくれました」と監督に感謝。15年W杯の歴史的な日本・南アフリカ戦をイングランドのスタジアムで観戦したという、浜松市在住の田辺善徳さん(72)も、「日本代表を何人も育てて、すごい監督でした。退任は残念です」と別れを惜しんでいた。

 チームは19日に豊田自動織機と対戦する。清宮監督は「引退する選手もいる。いい試合にしないといけない」と話した。

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