大坂なおみ、危なげなし！期待通りわずか５８分で圧勝…全豪ＯＰ
スポーツ報知
◆全豪オープン第２日 ▽女子シングルス１回戦 大坂２（６―４、６―２）０リネッテ（１５日・メルボルン）
【メルボルン１５日＝大和田佳世】男子シングルス世界ランク９位の錦織圭（２９）＝日清食品＝は０―２と追い込まれてから逆襲し、相手の途中棄権で初戦を突破した。予選勝者の１７６位カミル・マイクシャク（２３）＝ポーランド＝に大苦戦したが、相手がけいれんに見舞われた第３セット以降に盛り返した。次戦はイボ・カロビッチ（３９）＝クロアチア＝と対戦する。女子シングルス第４シードの大坂なおみ（２１）＝日清食品＝は、日本女子で２５年ぶりにセンターコートで勝利した。
大坂は３度目のセンターコートで初めて勝った。日本女子では９４年大会準々決勝の伊達公子以来となる同コートでの勝利。１８年全米女王は集客が望める２試合が組まれるナイトセッションの２試合目に抜てきされ、期待通りわずか５８分の圧勝劇をみせた。「ここで初めて夜の試合ができて、とても素晴らしかった」と笑みがあふれた。第２セット５―２の第８ゲーム、サーブ前に虫が舞いこみ、ボールボーイがつかまえるのを待つ間も余裕の笑顔だった。
持ち味のベースラインからの強打を軸に、最近「お楽しみで」練習量を増やしているドロップショットなど戦術の幅を広げている。リターンでも第１セットで傾向をつかみ、踏み込んで打っていった。２回戦は１７日、過去に対戦したことがない世界ランク７８位のＴ・ジダンセク（２１）＝スロベニア＝と対戦する。
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