小4・張本美和、高校総体8強選手にフルゲームで敗れる

スポーツ報知
張本美和

◆卓球 全日本選手権第2日(15日・丸善インテックアリーナ大阪)

 ジュニア女子4回戦で張本美和(10)=木下グループ=は4回戦で敗れた。青木優佳(横浜隼人高)とフルゲームの熱戦を展開したが、2―3(6―11、7―11、12―10、11―9、8―11)で競り負けた。

 張本は昨夏の全国高校総体で8強に入った実力者の青木に対し、2ゲームを先取されたが、バックハンドのラリーで互角に渡り合うなど、相手のボールに徐々に対応した。第3、4ゲームを奪うと、ゲームカウント2―2で迎えた最終ゲームでは1―5と劣勢に立たされたが、挽回。8―8に追い付く驚異の粘りを見せた。最後は3連続失点で屈したものの、試合の中でも成長を見せた。

 ジュニアでは敗退したものの、女子シングルスでも2回戦を控えている。小4で一般の部で2勝を挙げれば、2011年の平野美宇(日本生命)に並ぶ最多記録だ。2回戦では池上玲子(愛媛銀行)と対戦するが「大人の人なので、しっかり粘っていきたいです。(平野の記録は)ちょっとだけ意識してるけど、あまり意識せずに頑張りたい」と一戦必勝で立ち向かう。

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