芝田沙季、初の8強入り 早田ひなとの準決勝へ「向かっていく立場」

スポーツ報知
芝田沙季

◆卓球 全日本選手権第5日(18日・丸善インテックアリーナ大阪)

 女子シングルスで芝田沙季(21)=ミキハウス=が初の8強進出を果たした。5回戦で森薗美咲(TOP名古屋)に4―1で勝利。昨年は平野美宇(日本生命)にフルゲームで敗れた6回戦でも、木村光歩(中国電力)を4―1で下し「自分の中でもそんなにいいプレーはできなかった部分はあるんですけど、その中でも勝てて良かったと思います」とうなずいた。

 国際大会で着実に実績を重ね、1月の世界ランクでは自己最高の15位を記録した。昨年までと異なり、今大会は優勝を目標に掲げている。それでも「そういったことが初めてだけど、向かっていく立場。あまり気にしすぎずにやりたい」と気負いはない。

 準々決勝は早田ひな(日本生命)と激突する。「相手は石川(佳純)選手に勝って勢いもあるし、もともと強い選手なので向かっていけたら。どのボールも威力がある。そこに対応できるかだと思います」。大藤沙月(ミキハウスJSC)との女子ダブルスでも準決勝に進んだ。「ここからは結果を気にしないで、1試合1試合頑張っていきたい」。勝負の19日に向け、静かに闘志を燃やした。

スポーツ

×