水谷隼は「強かった」…丹羽が元王者の集中力に脱帽

スポーツ報知
男子シングルス準々決勝で水谷隼に敗れた丹羽孝希

◆卓球 全日本選手権第6日(19日・丸善インテックアリーナ大阪)

 男子シングルス準々決勝で、世界ランク9位の丹羽孝希(24)=スヴェンソン=は水谷隼(木下グループ)に0―4で敗れ「完敗ですね」と肩を落とした。

 第1ゲームで9―5と相手を追いつめながら、自身のミスが重なり、11―13と逆に取られた。このゲームの最大のポイントだったと振り返り「9―5から落とした時点で終わったかな、

きついなという感じだった」と、流れを取り戻せなかった。

 水谷の実力を改めて感じたという。「Tリーグよりも集中力が高い。凡ミスがないし、1球1球の質が高い。集中力? 目を見れば分かる。ボクは2、3ゲームは集中力が低下していた。その差が出た。ノーチャンスだった」と、ベテランの底力に脱帽するばかりだった。

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