14歳の新星・木原美悠、死闘制して初の4強! 最年少Vまであと2

スポーツ報知
女子シングルスで準決勝に進んだ木原美悠

◆卓球 全日本選手権第6日(19日・丸善インテックアリーナ大阪)

 女子シングルスで“みゆう旋風”が止まらない。木原美悠(14)=エリートアカデミー=が、準々決勝で世界ランク12位の佐藤瞳(21)=ミキハウス=とフルゲームにわたる死闘を繰り広げ、4―3で初の4強入りを決めた。18日の5回戦で平野美宇(18)=日本生命=を破った新星は、4ゲームを終えて1―3と窮地に立たされた。しかし最後まで諦めずにカット戦型の佐藤に食らいつき、貴重な1勝を手にした。

 中学2年での4強入りは石川佳純(25)=全農=以来の快挙となる。19日には森さくら(22)=日本生命=と準決勝で激突する。14歳170日で頂点に立てば、昨年の張本智和の14歳208日を上回り、男女を通じて全日本史上最年少V。「優勝を目指したい」と意気込む14歳がさらなる快進撃を見せるか、注目が集まる。

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