みまひな対決、制したのは伊藤美誠!2年連続3冠に王手

スポーツ報知
早田ひなを下して決勝進出を決めた伊藤美誠(カメラ・矢口 亨)

◆卓球 全日本選手権最終日(20日・丸善インテックアリーナ大阪)

 女子シングルス準決勝第1試合は、伊藤美誠(18)=スターツ=が早田ひな(18)=日本生命=を4―0のストレートで下し、決勝に進出した。前日には女子ダブルスを連覇した制した同い年の盟友を倒し、混合複と合わせて女子初の2年連続3冠に王手をかけた。

 伊藤はさすがの強心臓だった。「楽しんだもの勝ち」と話していた通り、気負いなく、リズミカルに動き、多彩なショットで早田を圧倒した。「自分の実力を出し切れば自信はある。ひなと対戦する時は決勝戦の思いで臨んでいきたい」と、高めた集中力が揺るがなかった。

 勢いを止められた早田は「自分自身初めての(準決勝以上の)1コートでの試合。今日以上にお客さんも見に来られる。その中で伊藤選手と早田選手の試合、ほんとに楽しかったと言ってもらえる試合がしたいと思います」と意気込んでいたが、終始ペースを握られた。

 過去みまひなの直接対決は、国際大会では5度あり、伊藤の3勝2敗。直近は昨年6月の中国オープン2回戦で伊藤が3―2で勝利している。国内では17年12月の世界選手権日本代表選考会が直近の対戦で、伊藤の3―1。全日本選手権では一般の部での対決は初めてだった。

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