水谷隼が前人未到のV10に王手

スポーツ報知
男子準決勝・木造勇人(奥)に勝利し決勝進出を決め、ファンの歓声にガッツポーズで応える水谷隼

◆卓球 全日本選手権最終日(19日・丸善インテックアリーナ大阪)

 男子シングルスで水谷隼(29)=木下グループ=が10度目の優勝に王手をかけた。準決勝で木造勇人(19)=愛知工大=を4―1で下した。決勝では同じ木下グループの大島祐哉(24)と対戦する。

 水谷は軽快なフットワークで向かってくる相手に第1ゲームは落としたが、多彩なサーブやレシーブで的を絞らせず、第2ゲーム以降は主導権をがっちり握った。最後は10―6から木造のレシーブが外れると、力強い雄たけびを響かせた。決勝も制すれば、自身の持つ歴代最多優勝回数を更新する10度目の栄冠となる。

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