水谷13年連続決勝「まだまだ若手の壁に」

スポーツ報知
男子準決勝・ポイントを奪いガッツポーズを見せる水谷隼。木造勇人に勝利し決勝進出を決めた

◆卓球 全日本選手権最終日(20日・丸善インテックアリーナ大阪)

 男子シングルス準決勝第2試合は水谷隼(29)=木下グループ=が木造勇人(19)=愛知工大=を4―1で下し、13年連続で決勝に進出した。2年ぶり10度目の優勝を目指し、決勝はダブルスの相棒でもある大島祐哉(24)=木下グループ=との“同門対決”に臨む。

 試合後のテレビインタビューでは水谷は「フォアハンドの調子があまりよくなくて、自分でできるバックハンドを使ったところ、効いてくれた。チキータも非常によかった」と勝因を分析。昨年は決勝で張本に敗れたが「きょうの相手も若手。僕がいることで若手には刺激になる。まだまだ壁でいたい」と、プライドをにじませた。決勝はその張本を倒した大島と。「僕が優勝しても彼が優勝してもうれしいので、いい戦いがしたい」と水谷らしいコメントで意気込みを表した。

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