水谷隼が復活V10! 2年ぶり王者返り咲き
スポーツ報知
◆卓球 全日本選手権最終日(20日・丸善インテックアリーナ大阪)
男子シングルス決勝は、水谷隼(29)=木下グループ=が、ダブルスの相棒でもある大島祐哉(24)=木下グループ=との対決を4―2で制して、2年ぶり10度目の優勝を飾った。
準決勝で前年優勝の張本智和を破り、勢いに乗る大島の挑戦を退けた。第1ゲームこそ奪われたが、第2ゲームからは3連続で取るなど、試合巧者らしく主導権を握り続けた。「張本がいる限り優勝確率は25%から上がらない」と話してきたが、その中でも勝ち切るのはやはり第一人者の底力。「僕がいることで若手には刺激になる。まだまだ壁でいたい」というプライドで、再び頂点に立った。