大坂なおみが刺激受けた1歳年下の新鋭とは…自身初&日本勢女子単19年ぶりの全豪8強

スポーツ報知

◆テニス 全豪オープン第8日 ▽女子シングルス4回戦 大坂なおみ2―1アナスタシヤ・セバストワ(21日・メルボルン)

 女子シングルス4回戦で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)は、第13シードのセバストワ(ラトビア)に4―6、6―3、6―4で勝利。自身初、同種目では2000年大会の杉山愛さん以来、19年ぶりの8強入りを果たした。

 第1セットは第6ゲームでブレイクを許して押し切られたが、第2セット以降はショット精度を修正。自身の強打に対し、長短のスライスを軸にいなしてくる難敵を攻略した。コートを縦横に走り回るフットワークも発揮し「今はなんか疲れた…それだけ」と笑った。

 前日の男子シングルス4回戦では、大坂の1歳年下で第14シードのシチパス(20)=ギリシャ=が、3連覇と7度目の優勝を狙った第3シードのフェデラー(スイス)を破り、4大大会で自身初となる8強入りを果たす金星を挙げた。「シチパスがフェデラーに勝って、すごいなと思っていた。私も同じようにすごいプレーをしたいと思っていた」と刺激を受けていたことを明かした。

 準々決勝では、世界ランク7位のスビトリナ(ウクライナ)と対戦する。安定感のあるストロークを武器に戦ってくる相手で、過去のツアー対戦は2勝3敗。「(相手は)いい選手で安定していて、我慢もある。次の試合はちょっと難しくなるけど、自分を信じている」とうなずいた。

 ◆21日のテニス放送 8時50分~、16時45分~WOWOWライブで男女シングルス4回戦を生放送。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。詳細はこちら

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