プリスコバ、大坂との準決勝へ「彼女はセリーナほどの経験はない」

スポーツ報知

◆テニス 全豪オープン第10日(23日・メルボルン) ▽女子シングルス準々決勝 カロリナ・プリスコバ2(6―4、4―6、7―5)セリーナ・ウィリアムズ ▽同 大坂なおみ2(6―4、6―1)0エリナ・スビトリナ

 第4シードの大坂なおみ(21)=日清食品=は24日の準決勝で、世界ランク8位のカロリナ・プリスコバ(26)=チェコ=と顔を合わせることが決まった。大坂は18年全米オープン優勝の凱旋試合となった東レ・パンパシフィック・オープンの決勝でプリスコバと対戦。疲労から精彩を欠き敗れている。

 プリスコバは大坂との対戦について「フォアハンドを中心に組み立ててくると思う」と予想。「彼女は全米ではとてもいいプレーをしたけれど、全豪での経験はセリーナほどない。私もここでの準決勝は初めて。どんなことでも起きると思う」と話した。さらに勝ってきた相手に触れ、「今大会、セリーナやジョルジ(イタリア)のようなハードヒッターと試合をしたのが、ナオミと対戦する上でいい準備になったと思う」と自信を持った。

 プリスコバは4大大会23勝を誇る元女王セリーナ・ウィリアムズ(37)=米国=に1―0の第2セットで追い上げられ、最終セットも1―5と追い詰められた。ところがセリーナは足をひねり動きが一気に悪くなった。「もうダメだと思ったけれど、突然またチャンスが来た。人生でもそうないことだと思う」。2―5で一度あったマッチポイントをしのぎ、「とにかくサービスキープに集中した」と誇った。

 全豪オープンは14~27日、WOWOWで連日生中継。WOWOWメンバーズオンデマンドでも配信。詳しくはこちら

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