暑すぎ全豪、試合が中断…大坂の準決勝は屋根を閉めて試合

スポーツ報知
大坂なおみは準決勝を前にセンターコートで練習した

 ◆テニス 全豪オープン第11日(24日・メルボルン)

 最高気温36度まで上昇した24日、酷暑対策ルールに基づき、屋外コートで行われている試合が全て中断された。車いす男子シングルス準決勝の国枝慎吾(ユニクロ)vsオルセン(スウェーデン)は午後2時前に試合が始まり、国枝が第1セットを4―6で落として第2セット2―0とした午後2時40分頃、他のコートより早くプレーを中断。センターコートで行われていた女子シングルス準決勝、クビトバ(チェコ)vsコリンズ(米国)も午後2時45分過ぎ、第1セット4―4の時点で中断。屋根を閉めて試合を再開した。

 酷暑対策ルールは温度、放射熱、湿度、風速に基づき数値化される「ヒート・ストレス・スケール」で判断され、措置が決まっている。

 〈1〉 問題なくプレーできる環境

 〈2〉水分摂取の推奨

 〈3〉冷却対策(アイスタオルなど)の適用

 〈4〉休息時間の延長(女子シングルスは第2セット終了後に15分の休憩など)

 〈5〉プレーの中断

 大坂なおみ(日清食品)が日本時間午後1時30分以降に試合をするセンターコートのロッド・レーバー・アリーナ、2番目に大きいマーガレットコート・アリーナは屋根があり、閉めて試合が行われる。

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