【Tリーグ】日本ペイントの新加入・蘭が初出場「Tリーグはレベルが高い」

スポーツ報知
Tリーグで初出場した日本ペイント・蘭曦(右は馮天薇、Tリーグ提供)

◆卓球 Tリーグ 日本ペイント3―2神奈川(10日、横浜文化体育館)

 日本ペイントマレッツに新加入の蘭曦(らん・し、23)=中国=が第1試合で馮天薇(シンガポール)とダブルスを組み、初出場した。

 世界最高峰の中国・超級リーグでもプレーする蘭だが、デビュー戦は硬さが目立った。木下アビエル神奈川の長崎美柚、木原美悠組と対戦し、レシーブの精度を欠き、立ち上がりから5連続失点。流れに乗れないまま第1ゲームを1―11で落とすと、第2ゲームは逆に5連続得点で滑り出したが、10代ペアの積極的な攻撃に押され、7―7の同点とされた。蘭が得意とするサーブでミスが出るなど、悪い流れを断ち切れず、8―11。ゲームカウント0―2で黒星発進となった。

 登録9選手で唯一の左利き。ダブルスの強化も狙った日本ペイントからのオファーに「卓球が好きで試合がしたかった」と来日を決めた23歳は「初めてで緊張したけど、ベンチの雰囲気が良かった。Tリーグはレベルが高いと感じた」とデビュー戦を振り返った。

 馮とは試合前の練習で初めて組んだばかり。この日は苦しい結果に終わったものの、三原孝博監督は「ダブルスでかなり期待をしている。明日以降もダブルス、もしくはシングルスにも出てもらおうと考えています」と今後の活躍に期待を寄せた。

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