「そろそろラグビーしたいっす」日本代表候補が連日の基礎練で悲鳴

スポーツ報知
突破の練習中、リーチ・マイケル(右)、松島幸太朗(左)に抱きかかえられる田中史朗(カメラ・清水 武)

 ラグビー日本代表候補の強化合宿の第2クール2日目が12日、東京・町田市で行われた。4組に分かれ対抗体力トレーニングを実施。マシンでボートをこぎ(ローイング)、バイクこぎ、5キロのメディシンボールを掲げる耐久レース、30キロのタックルバックを担いで20メートル往復、重りを載せたソリ押し走の5種目で競った。連日の体力強化メニューにNO8姫野和樹(24)=トヨタ自動車=は「そろそろラグビーしたいっす。ホントに。したいっす」と苦笑いした。

 基礎の技術練習はパスの間隔が広がったり、走るタイム設定が速くなったりと強度が上がっている。パスを受ける手の位置まで細かく指摘が入る。ウィング山田章仁(33)=パナソニック=は「基礎は意識することが大切。上達に終わりはない」とかみしめていた。

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