富樫勇樹、W杯アジア予選のラスト2試合へ「W杯出場の結果で帰って来たい」

スポーツ報知
羽田空港を出発前に取材に応じる富樫勇樹

 バスケットボール男子の日本代表が15日、W杯アジア2次予選の残り2試合(21日・イラン、24日・カタール)に向けて羽田空港を出発前に取材に応じた。2連勝すれば、21年ぶりのW杯自力出場が決定する大一番。トルコで事前合宿を行ってから敵地へと乗り込む。司令塔の富樫勇樹(25)=千葉=は「すごくいい練習ができている。感覚はいい。(中東での試合に)食べ物は気をつけないと。体調崩しては元も子もない」と話した。

 鍵を握るのは最初のイラン戦。世界ランク47位の日本に対し、同26位の格上だ。前回(18年9月)の対戦時は日本が勝利を挙げたものの、今回のイランはベテランを招集し、選手層が厚くなっている。また、試合会場となるイランのテヘランは標高約1200メートルと少し高い位置にあり「低酸素室でトレーニングをしたり、走ったりした」と、念入りな対策も重ねた。

 いまだ確約されていない東京五輪の開催国枠の獲得のためにも、国際連盟にアピールする重要な2試合で「W杯出場という結果で帰って来たい。考えすぎず、気負いすぎず、やっていきたい」と意気込んだ。

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