【Tリーグ】岡山の最強ペア・上田仁、森薗政崇組が今季15勝目「ダブルスは負けられない」◆卓球Tリーグ男子 岡山3―1彩たま(17日・岡山武道館)

スポーツ報知
ダブルスで勝利し、歓声に応える岡山・上田仁(左)、森薗政崇組(Tリーグ提供)

◆卓球Tリーグ男子 岡山3―1彩たま(17日・岡山武道館)

 2位の岡山リベッツがホーム最終戦で3位のT.T彩たまを3―1で下し、4連勝で勝ち点を38に伸ばした。

 チームを勢い付けたのは第1試合のダブルスだ。上田仁、森薗政崇組は2ゲームともジュースにもつれ込む接戦を14―12、15―13で勝利。彩たま・鄭栄植、平野友樹組を退け、上田は「2人の中でダブルスは負けられないという気持ちと、いつも以上に対戦相手の研究もしていた。そういうところが競り合いで取れた要因」と胸を張った。

 上田と森薗はTリーグでは昨年10月28日から組み始め、ここまで17試合で15勝をマークしている。勝率88%を誇るリーグ最強のペアだ。第1試合を制することが2位につけるチームの勝ちパターンとなり、森薗も「常に1番でしっかりポイントを挙げて、後続の選手が安心して自由に卓球ができるようにするのが僕の役目。毎試合、自分にプレッシャーをかけてやっている」と責任感をにじませる。

 上位2チームによるファイナル(3月17日・両国国技館)進出にも大きく近付いた。3位・彩たまとの直接対決を制し、勝ち点10差。残り2試合で1勝すれば進出が決まり、同2差と迫った首位・木下マイスター東京の背中も見えてきた。白神宏佑監督は「守りに入れば調子が崩れる。諦めずに優勝(1位通過)を狙っていけば、2位にも入れるんじゃないかと思っている」と、残り2戦も強気の姿勢で臨む考えだ。

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