【Tリーグ】琉球・江宏傑、張一博組が念願の初勝利「やっと勝てました。うれしいです」

スポーツ報知
ダブルスで初勝利を挙げ、笑顔の(左から)琉球・張一博、江宏傑組(Tリーグ提供)

◆卓球Tリーグ男子 琉球4―0東京(18日・高砂市総合体育館)

 4位の琉球アスティーダが、首位の木下マイスター東京を4―0で下した。第1試合のダブルスでは江宏傑(29)=台湾=、張一博(33)組が、田添健汰、大島祐哉組に2―1で競り勝ち、ともにTリーグ初勝利を挙げた。

 2人は江が正確な台上技術でチャンスメークし、張が強打を決めるスタイルで得点を重ねた。第1ゲームをジュースの末に13―11で制し、やや硬さが見られた第2ゲームは落としたが、最終ゲームで勝負強さを発揮した。ペアとしては2試合目の出場だが、江はここまで5戦未勝利。「やっと勝てました。うれしいです」と端正な顔をほころばせ、妻の福原愛さん(30)=ANA=にも「報告したい」と喜んだ。

 コーチ兼任の張も、4試合目でうれしい初勝利となった。神戸市で卓球場を運営。同じ兵庫県内の高砂市で行われた試合には、家族や卓球場の生徒らも応援に駆け付けていた。「3連敗してつらかったけど、ここで勝てて本当にうれしい。応援のおかげもあると思います」と感慨深げだった。

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