バスケ男子、格上のイラン撃破 W杯出場に大きく前進

スポーツ報知
日本代表の比江島慎

◆バスケットボール男子 W杯アジア2次予選 日本97―89イラン(21日・イラン・テヘラン)

 19年8~9月に行われるW杯(中国)への出場権をかけたアジア2次予選で、世界ランク47位の日本は、格上のイランに97―89で勝利。21年ぶりのW杯自力出場へ大きく前進した。

 第1クオーター(Q)に、日本は12人中11人を起用し、選手交代を繰り返しながら、ハイペースで得点を奪った。210センチのファジーカス・ニックがなかなかゴール下でプレーさせてもらえない中、比江島慎が奮起し、12得点。日本は2点シュートの成功率72%、3点シュートの成功率80%の驚異の数字で、35得点を奪った。

 第2Qも、馬場雄大や田中大貴の3点シュートが次々に決まり、得点を加算。残り4分には馬場が、豪快なダンクシュートを決め、46―35と突き放した。終盤には、ファジーカスがファウルを誘ってフリースローで得点を重ね、55―45で前半を折り返した。

 第3Qは、イランにリバウンドを粘られ一時、点差をつめられたが、34歳のベテラン・竹内譲次の速攻などで得点を重ね、78―67とリード。最終第4Qは、終盤にミスが目立ち、残り1分を切って6点差につめられながら、逃げ切った。

 次戦は24日に敵地でカタールと対決する。

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