アランマーレの新人GK金山桃歌、地元本拠デビューも悔し…11連敗

スポーツ報知
ホームで本格デビューを飾ったアランマーレGK金山

◆日本ハンドボールリーグ 第19週・第1日 オムロン29―16アランマーレ(アルビス小杉総合体育センター)

 9位のプレステージ・インターナショナル アランマーレは、16―29で2位のオムロンに敗れて11連敗。今季1試合を残し、最下位が決まった。攻守で精彩を欠いたが、後半から出場した高岡向陵高出身の新人GK、金山桃歌(19)がホーム戦でデビュー。金山は「緊張して動けなかったが、来たボールに反応しようと思った」と鮮やかなセーブも見せた。

 U―20日本代表に選出され、昨年7月にはハンガリーで行われた女子ジュニア世界選手権に出場した。貴重な経験を積んだ一方で、帰国直後の練習で右足の前十字靭帯を断裂。辛いリハビリを続けながら地道にトレーニングを重ね、今年1月復帰した。「足を鍛えたので、前より動けるようになった。また、世界でプレーしたい」。地元で再始動した金山が、再び世界を目指し、その歩みを進める。

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