【Tリーグ】1位通過の東京・邱監督、ファイナルへ勝率は「70%」

スポーツ報知
レギュラーシーズン1位を決めた東京の選手たち(Tリーグ提供)

◆卓球Tリーグ男子 東京3―2岡山(23日・アリーナ立川立飛)

 男子の木下マイスター東京がレギュラーシーズン1位通過を決めた。試合前まで勝ち点1差で追っていた岡山リベッツに3―2で競り勝ち、首位に再浮上。勝ち点43で1試合を残し、1位が確定した。

 初代王者を争うファイナル(3月17日、両国国技館)進出を決めているチーム同士の対戦は、手の内の探り合いにもなった。東京・邱建新総監督はダブルスに張本智和、大島祐哉組を初起用。ここまで6戦6敗だった岡山・上田仁、森薗政崇組を想定してテストしたが、「向こうが森薗と三部(航平)だった」と苦笑した。それでも、大黒柱の水谷隼が延長戦を含め2勝を挙げる活躍で3―2で勝利。「今日の収穫は勝ったこと。1位はうれしいね」と喜んだ。

 これでレギュラーシーズンでの岡山との対戦を4勝3敗の勝ち越しで終えた。ファイナルではこの日も含めて7戦未勝利の岡山のダブルスを崩せるかが焦点となるが、水谷、張本らを擁するシングルスでは東京が優位に立つ。指揮官は初代王者に向け「(勝率は)70%。ダブルスが取れれば90%」と強気の姿勢を示した。

スポーツ

×