バスケW杯、日本は米国と同組 渡辺雄太「ますます楽しみになりますね」

スポーツ報知

 8~9月にかけて開催されるバスケットボール男子W杯(中国)の1次リーグ(L)抽選会が16日、中国の深センで行われ、自国開催の2006年大会以来の出場を決めた世界ランク48位の日本は、同1位でW杯2連覇中の米国と同じE組に入った。E組は上海で行われ、17位のトルコ、24位のチェコ、米国の順に対戦する。

 日本代表選手からもバスケ大国との対戦を希望する声は多く、篠山竜青主将(30)=川崎=は、「米国と同じグループに入った。身震いしています」とコメント。フリオ・ラマス監督は、「かなり厳しいグループ。米国や欧州でもかなり強い2か国がいる。士気を高めて臨む」などと話した。

 米国は前身の世界選手権を含めてW杯で5度優勝。五輪では15度も金メダルを獲得してきた。五輪前年のW杯とあって、NBAのスター軍団で参戦する可能性が高い。NBAのMVPを4度受賞しているレブロン・ジェームズ(レーカーズ)を始め、同2度受賞のステフィン・カリー、14年MVPのケビン・デュラント(ともにウォリアーズ)ら、世界最高峰の選手らとマッチアップすることとなる。

 W杯には米ゴンザガ大の八村塁(21)、日本人2人目のNBAプレーヤーとなった渡辺雄太(24)=メンフィス・グリズリーズ=、身長210センチのファジーカス・ニック(33)=川崎=の3本柱が初めてそろう予定で、日本版“ドリームチーム”で絶対王者と真っ向勝負する。渡辺も早速、自身のツイッターで、「WCがますます楽しみになりますね」と心境をつづった。

 ◆W杯大会方式 1次Lは32か国が8組(各4チーム)に分かれて総当たりで戦い、各組上位2か国が2次Lに進出。2次Lは16か国が4組(各4チーム)に分かれて総当たりで対戦し、各組上位2か国が8チームによる決勝トーナメントへ進む。開幕は8月31日で、決勝は9月15日に行われる。

スポーツ

×