【Tリーグ】男子は木下マイスター東京が初代王者に輝く

スポーツ報知

 卓球「Tリーグ」は17日、両国国技館で上位2チームによるファイナルが行われ、男子はレギュラーシーズン1位の木下マイスター東京が初代王者に輝いた。同2位の岡山リベッツを3―1で下した。

 先手を取ったのは岡山だった。第1試合のダブルスはシーズン15勝3敗と驚異的な勝率を誇る上田仁、森薗政崇組が、水谷隼、大島祐哉組に1ゲームを先取されたが、逆転勝ち。第2ゲームでは3―5からタイムアウトを取り、そこから5連続得点で流れを変えた。岡山はシーズンと合わせ、東京に対してダブルスは8戦全勝とした。

 第2試合は東京・侯英超(中国)が、吉村和弘を下した。ゲームカウント2―1の第3ゲームは8―10と先にゲームポイントを握られたが、そこから粘り、14―12で競り勝った。第3試合では東京・水谷隼が、世界ランク7位の李尚洙(韓国)をストレートで撃破。ファイナルに向け、入念な調整を進めてきた大黒柱が、貫禄を見せた。

 第4試合は張本智和が、森薗政崇との世界選手権代表対決に3―1で勝利。開幕前から優勝候補の評判が高かったタレント軍団が、Tリーグ初年度に栄冠を手にした。

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