【Tリーグ】女子はレギュラーシーズン2位の日本生命レッドエルフが初代女王に

スポーツ報知
勝利を喜ぶ早田ひな

 卓球「Tリーグ」は17日、両国国技館で上位2チームによるファイナルが行われ、女子はレギュラーシーズン2位の日本生命レッドエルフが初代女王に輝いた。同1位の木下アビエル神奈川を3―2で下した。

 シーズン覇者相手に先手を奪った。第1試合のダブルスでは、神奈川が後期の「ノジマMVP賞」の石川佳純、14歳の木原美悠を送り込んできたが、日本生命は常晨晨、蒋慧(ともに中国)組が2―1で打ち破った。

 第2試合は世界ランク9位の平野美宇を立てたが、神奈川・杜凱栞(香港)に2―3で惜敗した。ゲームカウント1―1で迎えた、第3試合ではリーグ全勝の早田ひなを送り込んだ。第5ゲームは19―17までもつれ込んだが、早田が神奈川・袁雪嬌(中国)を3―2で撃破。会場は早田への拍手に包まれ、日本生命が勝利に王手をかけた。

 第4試合はゲームカウント1―2と後がない神奈川がリーグ最多勝のエース・石川を送り込んだ。日本生命は22歳の前田美優。前田が神奈川・石川に1―3で破れ、決戦はビクトリーマッチにもつれ込んだ。

 1ゲーム先取のビクトリーマッチは早田に託された。神奈川・袁を11―7で撃破し、レギュラーシーズンは2位だった日本生命がTリーグ初年度に栄冠を手にした。

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