王座剥奪の比嘉、具志堅会長がホームページで謝罪「JBCの処分に従います」

スポーツ報知
具志堅用高会長(左)と比嘉大吾

 15日に行われたWBC世界フライ級タイトルマッチの前日計量でリミットをクリアできず王座剥奪となり、TKO負けを喫した元王者の比嘉大吾(22)と、所属ジム白井・具志堅スポーツの具志堅用高会長が同ジムの公式ホームページで謝罪文を掲載した。

 比嘉は「4月15日のタイトルマッチで体重調整が上手くいかず、計量をクリアすることができませんでした。対戦相手のロサレス選手はもちろん、この試合に携わって下さったすべての皆様、ファンの方々に心からお詫び申し上げます。試合をするための大前提である、体重を作るという事が出来なかったのはプロとしてとても恥ずかしいことです。今回このような結果になってしまった事を深く反省しています。今は体調回復に努め、今後の事はJBCの処分に従います。本当に申し訳ありませんでした」とコメントを掲載した。

 また具志堅会長は「この度はWBC世界フライ級タイトルマッチ 比嘉大悟(白井・具志堅)対 クリストファー・ロサレス(ニカラグア)におきまして、比嘉が規定体重に至らず、正式なタイトルマッチとして行う事が出来なかったと事を深くお詫び申し上げます。適正体重でないにも関わらず対戦を望んで下さったロサレス選手、運営の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして、何よりも今回の試合を楽しみにして下さったボクシングファンの皆様に心よりお詫び致します。2月の試合が1ラウンドで終了しダメージもなかったことから、今回の試合の出場を決定しました。結果的にこのような事態を招いた全責任は会長である私にあります。ボクシング界に与えてしまった影響を厳粛に受け止め、JBCの処分を待ちたいと思います。多大なるご迷惑をおかけしましたこと、改めて心よりお詫び申し上げます」とコメントした。

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