岩佐亮佑、8月16日に19戦無敗の指名挑戦者とV2戦 山中慎介氏との食事で刺激

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世界戦への意気込みをコメントする岩佐亮佑

◆報知新聞社後援 プロボクシング世界戦▽IBF世界スーパーバンタム級(55・3キロ以下)タイトルマッチ12回戦 岩佐亮佑―TJ・ドへニー(8月16日、東京・後楽園ホール)

 プロボクシングのセレスジムは17日に千葉・柏市内のジムで会見を開き、所属するIBF世界スーパーバンタム級王者・岩佐亮佑(28)が、8月16日に2度目の防衛戦を行うと発表した。相手は同じサウスポーの同級1位TJ・ドへニー(31)=アイルランド=。19勝(14KO)無敗の指名挑戦者に岩佐は「馬力があって圧力をかけてくるファイター。打ち合うか、足を使うか、だまし合うか、ゴングが鳴らないとわからないけど、僕のボクシングをやるだけ」と冷静に語った。

 昨年9月に王者となり、3月に初防衛。2003年に開設されたジムが同じ柏市内に移転し、16日から正式オープンされた。リングは一辺の内寸が前より1メートル半広い5メートルとなり「間違いなく僕にとっていいリング。前のジムで一からボクシングを教わって世界王者になった。新しい伝説をこのジムで作れるようにしたい」と目を輝かせた。

 最近では、3月に引退した元WBC世界バンタム級王者・山中慎介氏(35)らと東京・青山の馬肉料理店「桜詩」で食事をした。2011年3月に日本同級タイトルマッチで王者の山中氏に敗れた岩佐は「現役時代には話せなかったことをたくさん聞けた」と、かつてのライバルを質問攻め。「山中さんみたいにいっぱいチケットを売れるチャンピオンになりたい。後楽園ホールが第一歩。まずは面白い試合をしたい」と意気込んだ。

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