伊藤雅雪、初の世界戦を発表 7・28米国で王座決定戦

スポーツ報知
世界戦を発表し、ポーズをとる伊藤雅雪

 プロボクシング世界戦▽WBO世界スーパーフェザー級(58・9キロ以下)王座決定戦12回戦 クリストファー・ディアス―伊藤雅雪(7月28日、米フロリダ州キシミー、キシミー・シビック・センター)

 プロボクシングの伴流ジムは18日に都内で会見を開き、所属するWBO世界スーパーフェザー級2位・伊藤雅雪(27)が、7月28日に米フロリダ州キシミーで同級1位クリストファー・ディアス(23)=プエルトリコ=との世界王座決定戦に臨むと発表した。初の世界戦となる伊藤の戦績は25戦23勝(12KO)1敗1分け、ディアスは23勝(15KO)。

 ジム初の世界王者へ「世界戦が決まってワクワクする気持ちが強い。ベルトを取ってくるのは当たり前」と気合十分。相手は右ボクサーファイターでKO率が高く、無敗を守っている。「派手なボクシングをしてくる。穴のない選手。懐を深くして戦いたい」と警戒した。

 都内以外での試合は初めて。来月から米ロサンゼルスで調整し、そのまま現地入りする。「今までの減量は4週間で落としていたけど、6週間くらいみて、早めに落としたい」。高校までバスケットボール部に所属し、18歳でボクシングを初めてたどり着いた大舞台。「その時は世界は考えていなかった。失うものは何もない。断固たる決意を作り上げることが第一。海外でもどこでも戦えるようにしたい」と力を込めた。

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