公務員チャンプ池山直、国内最年長48歳での防衛めざす 7月29日に京都でV7戦

スポーツ報知
7月に世界V7戦が決まり、国内最高齢48歳での防衛を誓う池山直

 フュチュールジムは30日、WBO女子世界アトム級(46・2キロ以下)王者で国内最年長ボクサーの池山直(48)が、7月29日に京都・KBSホールで7度目の防衛戦を行うと発表した。挑戦者は元東洋太平洋ライトフライ級王者の岩川美花(34)=高砂=。

 池山が勝てば、自身がもつ最年長防衛47歳9か月の国内記録を48歳10か月に更新する。世界記録は男子の元IBFライトヘビー級王者・バーナード・ホプキンス(米国)の49歳3か月。京都市内で会見した池山は「『負けたら引退』とJBC(日本ボクシングコミッション)から言われている」と明かし、「記録はちょっと意識するけど、まずは目の前の一戦」とV7に全力を注ぐ。

 週末は京都市内の所属ジムで練習するが、平日は岡山市役所で福祉関係の部署に勤務する公務員チャンプ。08年8月のプロデビュー以来ファイトマネー0円で戦い続けてきた。岩川には6回戦時代の13年12月に判定勝ちしているが「技術がある選手。そのうまさを自分の持ち味の勢いでつぶしたい」と返り討ちを見すえた。通算成績は池山が10勝(2KO)2敗2分け、岩川が7勝(3KO)5敗1分け。

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