村田諒太、走り込み中心合宿“ものまねラン”で充実…沖縄合宿から帰京

スポーツ報知
沖縄合宿から帰京した村田諒太

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=が2日、沖縄・国頭村で行った8日間の合宿から帰京した。走り込み中心で行い、1日には200メートル×10本の短距離走を実施。「今までにないトレーニング。昔の陸上選手の名前を出しながら『〇〇スタイル』とか言って。面白かった」と“ものまねラン”を取り入れた。

 間に2分半の休息を挟みながら、30秒弱のペースで200メートルを走り「後半の筋力的なスタミナを目的にした」と説明。今まで太ももの裏の筋肉で地面を蹴っていたが、お尻や股関節を意識した。

 96年アトランタ五輪2冠のマイケル・ジョンソンら歴代のランナーをまねたが「どれもしっくりこなかった」と苦笑い。それでも、単純な反復練習を飽きずに終え「いろんな動きを考えて、ボクシングにつながっていく」と充実感をにじませた。

 1日朝は台風7号の影響でクロスカントリーコースへの道が倒木でふさがれ、急きょ別コースへ。それ以外で大きな影響はなく「普段の行いがいいので」とニヤリ。今後も200メートル走を取り入れながら、ボクシングの練習をする。(浜田 洋平)

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