井岡一翔氏の現役復帰表明に父・一法会長もエール

スポーツ報知
大阪・井岡ジムで会見し、長男・一翔氏の今後の成功を願った井岡一法会長

 プロボクシング元世界3階級王者・井岡一翔氏(29)の現役復帰表明を受け、中学時代から指導した父の井岡一法・井岡ジム会長(50)も20日、大阪市内の同ジムで会見。昨年大みそかの引退表明を撤回した長男について「またボクシングをやるとは薄々思っていた。最近報告を受けて、頑張るように伝えた」と明かした。米プロモーターと契約し、9月にロサンゼルスでスーパーフライ級世界ランカー相手に再起戦を行うという一翔氏に対し「もう応援やアドバイスしかできない。日本人初の世界4階級制覇を取りにいってほしい」とエールを送った。

 叔父の元世界2階級王者・弘樹氏(49)にあこがれた一翔氏は、中学時代に父・一法トレーナー(当時)のもと、本格的にボクシングを始め、大阪・興国高で高校タイトル6冠。08年の北京五輪出場は逃したが、目標を金メダルから世界王座に切り替えて東農大を中退し、翌09年にプロデビュー。プロの世界でも父子鷹で世界3階級制覇を達成した。

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