ボクシング連盟・山根会長が入院…岐阜連盟会長「不正が事実なら辞めて」

スポーツ報知
日本ボクシング連盟の山根明会長

 アマチュアボクシングにおける不当判定や不透明な財務運営など多数の不正事実を「日本ボクシングを再興する会」に告発されている日本ボクシング連盟の山根明会長(78)は1日、岐阜市内で行われた高校総体の開会式を欠席した。吉森照夫副会長は「山根会長が病気で寝込んでおられますので、私がごあいさつ申し上げております」と会長代理であいさつ。同副会長は報道陣に「病気で3日前(7月29日)から入院中」と説明した。

 同じく開会式であいさつした開催県の岐阜県ボクシング連盟・四橋英児会長は壇上で一連の騒動に触れ、「誠に恥ずかしい。事実なら、すぐに山根会長をはじめ周囲のみなさんには辞めていただきたい」とピシャリ。四橋会長は不当判定騒動を重く見て、今大会の全試合を県連盟の判断でビデオ撮影し、納得いかない判定については相談を受けつけるという。ボクシング競技は2日から行われる。

スポーツ

×