山根明氏の妻、「ビビット」の取材に辞任を勧めた時の心境を告白 夫の口を手でふさいだ真相も吐露

スポーツ報知
山根氏の口を手でふさいだ妻

 暴力団との交友や助成金の不正疑惑が問題視され日本ボクシング連盟会長の辞任を表明した山根明氏(78)の28歳下の妻が10日放送のTBS系「ビビット」(月~金曜・前8時)の取材に応じ、現在の心境を明かした。

 山根氏は辞任会見で妻からの言葉で辞任を決意したと明かしたが、妻が「私は、もう会長が楽になって欲しいんです」とし「何日前から私が言いました。見られないんです。可哀想で十分、仕事を連盟のためにしてきたから、今、78歳でたった何年でも楽になって欲しいんです」と明かした。

 辞任会見は「友達の家で見ました」と明かした妻は「死ぬまで何があっても支えて行く。そばにおります。面倒はできるかどうかは分かりませんがそばにおります」と話した。

 6年ほど前に結婚した山根氏を「怖かったけれど、すごく温かい人でした。愛情が深いんです。飴とムチをちゃんとできる深い愛情を持ってます」と明かし、「会長が私を助けてくれたんです。すべて。私と私の子どもの命まで助けてくれました」と振り返った。

 さらに会見後に自宅で会長の口を手でふさいだことに「会長の首にこのマイクのひもが巻かれてしまって、私がそれを止めるのに、あんな風な写真が撮られたんですよ。大きなこのマイクのロープみたいなひもが。私はこのひもダメ言って、そのひもを取って捨てた時に会長があってなった時に私は止めるのにそうなったんですよ」とし、マイクのロープから会長を守るために、偶然、手で口をふさいだことを明かしていた。

 9日夜、山根氏は妻について「私は78歳ですから。人生わかりません。私の人生は我が嫁にかかってますから。人間としてのひとつの区切りと宿命やと思っています。だから、この人も私と28歳も違います。可哀想なことしたなと、申し訳ないと。28歳も違ってこういう男と出会って苦労をかけるなと考えると非常に胸が痛いです」と明かすと、隣にいた妻は隣で号泣し車に乗り込んだ。

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