岡田博喜9・14米国デビュー「バカみたいに打ち合った方が面白い」

スポーツ報知
米国進出を決め、抱負を語った岡田博喜

 プロボクシングの元日本スーパーライト級王者・岡田博喜(28)=角海老宝石=が13日、都内の会見で米プロモート大手・トップランク社と3年契約を結んだことを発表した。同社との契約は、WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=に次いで日本人2人目。年間3試合を想定している。

 ―トップランク社と契約。最初の心境は

 「最初はビックリした。何で僕なんかにトップランクが…と。声がかかった以上は恥のないようにしたい」

 ―次戦は9月14日(日本時間15日)に米カリフォルニア州で10回戦を予定。同日のメインイベントでWBC同級王者ホセ・カルロス・ラミレス(米国)に挑む同級3位のアントニオ・オロズコ(米国)に体重超過などがあった場合、岡田が挑戦者として急きょリングに上がる契約。

 「ラミレスは強いけど、届かない相手ではない。少しでも面白い試合をして、少しでもファイトマネーを上げたい。バカみたいに打ち合った方が面白いと思う。狂った犬のように(笑い)」

 ―課題は

 「スタミナとフィジカル。ジャブは通用すると思う。ロスの合宿で体感した。日本人の技術は高いと思う。(外国人は)フィジカルがすごい。下の階級の選手でもすごかった」

 ―本場・米国デビュー

 「日本だとファイトマネーに限度がある。どんどん欲が出るし、1試合1000万円くらいを最終目標にしたい。上を目指す方がモチベーションが上がる」

スポーツ

×