八重樫東 再起第2戦計量クリア! 井岡一翔の復帰に「タイミングが合えば交わることもある」

スポーツ報知
計量を一発でクリアした八重樫東(左)と向井寛史

 プロボクシングの元世界3階級制覇の八重樫東(35)=大橋=が17日に東京・後楽園ホールでスーパーフライ級10回戦に臨む。16日、都内で前日計量に臨み、リミットより200グラム軽い51・9キロでパス。対戦相手の元WBOアジア・パシフィック同級王者の向井寛史(32)=六島=は52・1キロだった。

 八重樫はミニマム、ライトフライ、フライ級の世界王座を獲得。4階級制覇を目指し、3月にスーパーフライ級で再起戦を行った。2度の同級での試合へ「ふたを開けてみないと分からないが、しっかり勝ちにいきたい」と静かな闘志。5年ぶりとなる日本人対決は、2度の世界挑戦のある向井が相手とあって「自分も楽しみだし、面白くなると思う」と意気込んだ。

 WBA世界ミニマム級王者時代の2012年6月に、統一戦で戦った元世界3階級王者の井岡一翔(29)が現役復帰を表明した。「みんな戻ってくると思ってましたよね?」と笑い、「タイミングが合えば交わることもあると思う。今はやるべきことをしっかりやるだけ」と語った。

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