亀海「自分自身が良くなかった」1年ぶりの再起戦で判定負け

スポーツ報知
亀海喜寛

 ◆プロボクシング▽スーパーウエルター級(69・8キロ以下)ノンタイトルマッチ10回戦 亀海喜寛―グレグ・ベンデティ(17日、米カリフォルニア州インディオ)

 プロボクシングの元東洋太平洋ウエルター級王者で、WBA世界スーパーウエルター級14位の亀海喜寛(35)=帝拳=が17日(日本時間18日)、米カリフォルニア州インディオでスーパーウエルター級(69・8キロ以下)ノンタイトル10回戦を行い、グレグ・ベンデティ(28)=米国=に0-3の判定(92-98×2、93-97)で敗れた。戦績は27勝(24KO)5敗2分けとなった。

 昨年8月にカリフォルニア州カーソンで行われた、元世界4階級制覇のミゲル・コット(プエルトリコ)とのWBO世界スーパーウエルター級王座決定戦での敗戦から1年ぶりにリングに戻ってきたが、再起はならなかった。

 試合を終え、亀海は「(相手は)もっとガンガン出て来る印象があったけど、それよりも自分自身が良くなかった。ブランクの影響があったかは分からないが、これだけ殴り合ってみれば一緒です。ボディが効いていると感じた場面もあったけど、相手が強かったというより、練習の成果が出せないのも実力」とコメント。

 大差となった判定には「1ラウンドと2ラウンドは様子を見ていたところもあり、採点は気にならなかったが、中盤から力強いパンチを打ち込めていないと感じていた。ポイントで劣勢なことは分かっていた」と振り返った。

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