山根前会長の後任９・８決定へ

　日本ボクシング連盟の吉森照夫専務理事は１８日、過去の暴力団組長との交友などで辞任した山根明前会長の後任を、９月８日の臨時総会後の理事会で決めることを明らかにした。現在の理事は全員が辞任し、刷新された理事会のメンバーの中から新会長を選任。不正疑惑の調査のために設置される第三者委員会の人選などは、２０日に日本連盟の公式ホームページで公表する。

　この日は山根前会長辞任後の最初の公式行事となる全日本アンダージュニア王座決定戦がエディオンアリーナ大阪で開催。森正耕太郎会長代行は、開会式で「闘う相手に感謝の気持ちを持って頑張ってほしい」などとあいさつしたが、一連の騒動には触れなかった。山根前会長は来場しなかった。