日本ボクシング連盟、第三者委設置を発表

スポーツ報知
山根明氏

 不正疑惑など「日本ボクシングを再興する会」からの告発を受けた日本ボクシング連盟は20日、日本オリンピック委員会(JOC)及び日本スポーツ協会(JSPO)に第三者委員会設置の届けを提出したことを発表した。

 同委員会は、元日本弁護士連合会会長の梶谷剛氏ら弁護士3人と、知能犯捜査歴28年の元警視庁刑事・大場良明氏の計4人。梶谷氏は2007年の社会保険庁による年金記録不備問題で、総務省の年金記録確認中央第3者委員会の委員長と務めた。JOCとJSPOは、独自で設立した専門家チームにて同委員会の中立性などを検討する。

 日本連盟は山根明氏(78)が8日に辞任を表明し、理事も総辞職する見通し。9月8日に臨時総会を開き、新理事および新会長を選出する予定。同28日までに第三者委員会による調査結果の報告を求められている。

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