ボクシング日本代表の樋山氏、バスケ代表の買春問題受け「改めて注意した」

スポーツ報知
アジア大会に出発するボクシング日本代表の成松大介(中)

 ジャカルタ・アジア大会に出場するボクシング日本代表が21日、羽田空港から出発した。過去の暴力団組長との交友など一連の問題で山根明氏(78)が日本ボクシング連盟の会長職などを辞任。同連盟の元理事で日本代表のチームリーダーを務める樋山茂氏が取材に応じた。

 アジア大会中の16日に、バスケットボール男子日本代表が代表公式ウェアで買春行為をし、日本選手団の代表認定を取り消されて20日に帰国。スポーツ界で不祥事が続き、樋山氏は「僕らも規範意識はある。(買春行為などの問題は)ないと思うけど、改めて注意した。毎回言っていること」と注意を促したことを明かした。ボクシングは24日に開幕する。

 不正疑惑など「日本ボクシングを再興する会」の告発を受けた日本連盟は、20日に日本オリンピック委員会(JOC)及び日本スポーツ協会(JSPO)に第三者委員会設置の届けを提出し、委員4人を発表。9月8日に臨時総会を開き、新理事および新会長を選出する予定。同28日までに第三者委員会による調査結果の報告を求められている。樋山氏はすでに理事の辞職届けを提出したが、臨時総会までは代表活動に携わる意向を示した。

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