村田諒太、世界最強へ…「僕が帝拳ジムを選んだ理由。いろいろ証明しないと」

スポーツ報知
マクドナルドの新商品「金の月見バーガー」発売イベントに出席した村田諒太(左)右は同社キャラクターのドナルド

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=が24日、陣営が王座防衛よりもビッグマッチ実現に動いていることに対し、自らの気持ちを語った。

 WBAは13日に村田の次戦の興行権について、同級2位ロブ・ブラント(米国)のプロモーターが落札したと発表。一方、帝拳ジム・本田明彦会長(70)は14日に、この入札結果に従わない意向を示していた。WBAから王座剥奪される可能性もあるが、同会長は村田が10月20日に米ラスベガスで行う次戦に勝てば、WBA・WBC同級統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)VS挑戦者サウル・アルバレス(メキシコ)戦(9月15日予定)の勝者と対戦する計画を進めている。

 陣営の王座剥奪を辞さない構えに、村田は「何かにこだわりがあるわけではない。僕が帝拳ジムを選んだ理由はマッチメイクを任せてベストな試合を提供していただけること」とキッパリ。ゴロフキン―アルバレス戦の勝者との対戦には「それが近い未来での僕の目標。それはブレないし、変わらない。そのためにもいろいろ証明しないといけない試合もある。(ジムに)全幅の信頼を置いてこなしていく」と意欲を示した。

 ブラントは選手としては米国での評価が低く、せっかく本場での試合で村田が勝利しても、メリットが少ないとされている。次戦の候補にはジェイソン・クイグリー(アイルランド)ら好戦的で高い評価を受ける選手が候補に浮上。村田が華々しく勝利を飾ってステップアップできる相手を探し、世界最強への道を突き進む。

 この日は、都内で行われたマクドナルドの新商品「金の月見バーガー」の発売イベントに出席した。

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