村田諒太がスパーリング公開 病み上がりから“ギアチェンジ”でV2戦へ

スポーツ報知
鋭い視線で鏡に映る自分のフォームを確認する村田諒太

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(32)=帝拳=が14日、都内の所属ジムで同級2位ロブ・ブラント(27)=米国=との2度目の防衛戦(米ラスベガス・パークシアター)に向けた外国人パートナーとのスパーリングを公開した。2選手を相手に計4回で汗を流し「スタミナはなかったけど、動きはよかった」と振り返った。

 前週は発熱とせきで満足に練習できず、久々のスパーだった。「嫁と一緒に風邪を引いて、嫁の方が早く治るという情けなさ」と苦笑い。「スパー再開で4ラウンドなら十分。来週からラウンド数を上げていきたい」と、約1か月先の大一番へ“ギアチェンジ”していく。

 この日意識した練習テーマを問われると「意識しないこと。ここをやろうとか考えるとよくない。自然体で考えること」と強調。出来については「ディフェンスでも破られないガードができた。それは合格点」と語った。これまでKO宣言することは珍しかったが「なんとなく倒したい気持ちが芽生えている。『なめんなよ』という気持ちがある」と力強く目標を定めた。

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