勝者が次戦で村田と激突?ゴロフキンとアルバレス、前日計量で一触即発ムード

スポーツ報知

 プロボクシングWBA・WBC世界ミドル級(72・5キロ以下)タイトルマッチ(15日、米ネバダ州ラスベガス)の前日計量が14日に行われ、統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(36)=カザフスタン=はリミットを100グラム下回る72・4キロ、元世界2階級王者の挑戦者サウル・アルバレス(28)=メキシコ=は200グラム下回る72・3キロでパスした。

 計量会場で両者が顔を合わせると、アルバレスが額をぶつけるほどの勢いで迫り、両陣営が制止に入る一触即発ムード。米スポーツ専門局ESPNが公式サイト上に動画付きで報じた。

 両者は昨年9月に対戦し、三者三様の引き分けで議論を呼んだ。今年5月に再戦予定だったが、アルバレスがドーピング検査で禁止薬物の陽性反応を示し、試合中止に。この日、ゴロフキンは「あいつはピエロみたい。男の中の男じゃない」と非難すると、アルバレスは「計量では俺の勝ち。試合も勝つ」と挑発した。

 同級のWBA正規王者・村田諒太(32)=帝拳=は10月20日に2度目の防衛に成功すれば、この試合の勝者との対戦を希望。日本時間16日午前11時から試合を生中継するWOWOWでゲスト解説を務める。

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