木村翔、好調アピール「昭和のボクサーみたいに15ラウンドくらいできそう」

スポーツ報知
防衛戦に向け有吉会長(左)を相手に調整する木村翔

◆プロボクシング世界戦 WBO世界フライ級タイトルマッチ12回戦 王者・木村翔―同級1位・田中恒成(24日、愛知・武田テバオーシャンアリーナ)

 WBO世界フライ級王者・木村翔が19日、同級1位・田中恒成との3度目の防衛戦へ、都内の所属ジムで練習を公開した。スタミナ自慢の王者は、5回のミット打ちで絶好調をアピール。「ビビるくらい疲れがない。試合も15ラウンドくらいできそう。昭和のボクサーみたいに」と、世界戦が15ラウンド制だった時代でも戦えるくらい準備ができた。

 普段は試合1週間前に疲れが出るが、有吉将之会長(44)は「疲れのピークが来なかった。逆にまずいかも」というほど状態がよかった。あえて休みを入れるなど、24日にピークが来るように調整した。

 今回は、協栄ジムで数々の世界王者を育てた名トレーナーの大竹重幸氏(60)がチームに加わり、有吉会長は「百人力。裏方も万全」と自信。木村も「一番、脂が乗っていて動きやすい。KOできれば」と快勝を誓った。

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