田中恒成、ハイレベルな日本人対決歓迎!「田口とやりたい」3階級制覇一夜明け

スポーツ報知
3階級制覇から一夜明け、ポーズをとる田中恒成

 プロボクシングWBO世界フライ級王者・田中恒成(23)=畑中=が25日、世界最速タイ12戦目での3階級制覇を達成した一戦から一夜明け、名古屋市内で会見。昨年、試合が立ち消えた前WBA・IBF世界ライトフライ級王者・田口良一(31)=ワタナベ=とのフライ級での対戦に興味を示した。

 ハイレベルな日本人対決なら歓迎だ。「状況が違うが、田口選手にその気があるならば自分はやりたい」。ライトフライ級で田中がWBO王者、田口がWBA王者だった昨年、年末開催で実現間近だったが、田中が同9月の防衛戦で両眼窩(がんか)底を骨折して白紙に。5月に王座陥落した田口も20日に現役続行を表明。対戦への壁は高くない。

 前王者・木村翔(29)=青木=を判定で退けた田中は「『いい試合で感動した』と言ってもらえるのがうれしい」と笑顔。陣営の畑中清詞会長(51)は初防衛戦時期に関し「全国ネット(中継)があるなら年末にも」とした。(田村 龍一)

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