元IBFスーパーバンタム級王者・小国以載が再起を表明 再起戦は12・1

スポーツ報知
ピノキオの鼻をつけ再起会見を行った小国

 元IBFスーパーバンタム級王者・小国以載(30)=角海老宝石=が26日、都内の所属ジムで会見し、再起することを表明した。再起戦は12月1日のダイナミックグローブ(報知新聞社後援)を予定。現在、主要4団体の世界ランクから外れているが、再度ランク入りして世界戦線復帰を目指す。戦績は19勝(7KO)2敗1分け。

 2016年大みそかの世界初挑戦で、22勝22KO無敗だった怪物王者ジョナタン・グスマン(ドミニカ共和国)に3―0の判定勝ちで大金星を挙げて王座奪取。昨年9月の初防衛戦では、岩佐亮佑(28)=セレス=に敗れ「年ですし、体がついていかない」と涙を拭っていた。

 ◆小国 以載(おぐに ゆきのり)1988年5月19日、兵庫・赤穂市生まれ。30歳。血液型B。赤穂中ではバスケットボール部に所属し、中学3年時に読んだ漫画「はじめの一歩」がきっかけでボクシングを始める。神戸一高時代の04、05年に全日本選手権バンタム級4強。06年に高校総体同級4強。アマ戦績は54勝(23RSC)13敗。09年にプロ転向(当時の所属はVADYジム)。11年11月に東洋太平洋スーパーバンタム級王座獲得。13年3月の4度目の防衛戦で和気慎吾(古口)に敗れ、王座陥落。14年12月に日本同級王座を獲得(2度防衛後、返上)。身長171・5センチの右ボクサーファイター。家族は両親と兄。

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