一撃秒殺KOの井上尚弥にWBSSプロデューサーが大絶賛「彼のパンチは爆弾だ」

スポーツ報知
1回、パヤノにKO勝ちの井上尚弥(カメラ・森田 俊弥)

◆プロボクシング世界戦 WBA世界バンタム級タイトルマッチ ○王者・井上尚弥(1回1分10秒、KO)同級4位フアンカルロス・パヤノ●(7日、神奈川・横浜アリーナ)

 パンチ一撃の70秒で初防衛に成功したWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(25)=大橋=が試合後に会見を行った。

 元WBA同級スーパー王者でもあった同級4位の挑戦者フアンカルロス・パヤノ(34)=ドミニカ共和国=を仰向けに倒す衝撃の結末に、「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」のザワーランド・プロデューサーが試合後、井上との同席会見で“超絶モンスターパンチ”を大絶賛した。「彼のパンチは爆弾。着弾して衝撃波が広がったという感じだった」と表現した。さらに「ただの1勝ではなく元王者のパヤノとの一戦だった。井上の最大の試練になると予想された試合で一発で終わらせたのは素晴らしかった」と称賛。ミドル級の世界的スーパースターのゴロフキンやカネロらの名を並べ「たくさんのハードパンチャーがいるが、階級を超えて世界最強のパンチャーと確信した」と話した。

 KO勝利は2戦連続。ザワーランド氏は「ここ2試合の合計時間は182秒しかない。世界タイトルマッチ2試合で182秒しか試合をしてないのはすごくないか!?」と報道陣の同意を求める一幕もあった。

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