村田の対抗王者サンダースが王座返上 8月にドーピング検査で陽性反応

スポーツ報知

 プロボクシングのWBO世界ミドル級王者のビリージョー・サンダース(29)=英国=が王座を返上した。11日、WBOが発表した。

 サンダースは20日に米国マサチューセッツ州ボストンで、4度目の防衛戦を予定していたが、8月下旬に受けたドーピング検査で、禁止薬物の興奮剤オキシロフリンが検出され、陽性反応を示した。

 試合を管理・運営するマサチューセッツ州コミッションは9月下旬にサンダースに対し、試合出場に必要なライセンスの発行を許可しない措置を下していた。王座空位に伴い、20日にボストンで王座決定戦が行われる。

 現在のミドル級の主要4団体のチャンピオンは、WBAの村田諒太(帝拳)、WBCとWBAスーパーの2冠を保持するサウル・アルバレス(メキシコ)、WBC暫定のジャモール・チャーロ(米国)。WBOとIBFは空位となっている。

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